「OS X Lion」に「SheepShaver」をインストール

「Mac OS X v10.4 Tiger」までは「Classic」として「Mac OS X」上で「Mac OS 9」を起動させて「クラシックアプリケーション」と呼ばれた「Mac OS 9」に対応しているアプリが使えました。
しかし「Mac OS X v10.5 Leopard」からは、「Classic」が廃止されて「クラシックアプリケーション」は使えなくなりました。

その「Classic」を「Leopard」以降でも使えるようにするエミュレータが「SheepShaver」(シープシェイバー)です。
「SheepShaver」は、オープンソースで、CPUがPowerPC G4の「Power Macintosh 9500」をエミュレートしています。
マック版では、漢字Talk7.5.2(System 7.5.2)からMac OS 9.0.4まで使用出来ます。

オフィシャルのHPは「The Official SheepShaver Home Page」(http://sheepshaver.cebix.net/)です。
今は「E-Maculation Forums」という所で新しいSheepShaverを開発をしているようです。
http://www.emaculation.com/forum/viewforum.php?f=20

僕は使いたいクラシックアプリケーションがあるんで、「Leopard」以降でも「SheepShaver」をインストールして、ずっと使っていました。
http://atsuyuki.blog130.fc2.com/blog-entry-24.html

今回OSを「OS X Lion」にアップしたんですが、まだ「SheepShaver」をインストールしてなかったんで、インストールすることにしました。

SheepLion01

ソフト名 : SheepShaver
開発元 : Cebix' Home Page(http://www.cebix.net/) - Christian Bauer
動作環境 : Mac OS X 10.4以降
ライセンス形態 : フリーウェア(GPL)










まずは「E-Maculation」(http://www.emaculation.com/forum/)のHPから「SheepShaver」をダウンロードします。
執筆時には、Ver.2.3.20101106で、Universal Binaries版の「SheepShaver_UB_20101106.zip」が配布されています。
http://www.emaculation.com/forum/viewtopic.php?t=6703

このバージョンはMacOSX 10.4、10.5、10.6用らしく10.7だと何の不都合が出るかわからないっぽいです。
フルスクリーンにすると動かないみたいです。
あくまで自己責任でインストールして、使うようにしてください。

「http://www.xs4all.nl/~ronaldpr/sheepshaverforum/SheepShaver_UB_20101106.zip」の所をクリックして
落としました。
「SheepShaver_UB_20101106.zip」が解凍されて「SheepShaver_UB_20101106」フォルダが出来るんで、それをアプリケーションフォルダに移動しました。

・SheepShaverのために用意したもの

「Mac OS 8.6 Update」CD(Mac OS ROM用)
「Mac OS 9」CD(インストール用)
「J-Mac OS 9.0.4 Update.smi」
その他OS9用のアプリケーション

・「Mac OS ROM」の入手

「Mac OS ROM」を入手します。
「SheepShaver」ではMac OS 8.5かMac OS 8.6の中にある「Mac OS ROM」がないと、「SheepShaver」にはMac OSをインストールすることが出来ません。
「Mac OS 8.6 Update」CDの中のシステムフォルダから「Mac OS ROM」をデスクトップにコピーしました。
「Mac OS 8.5」のCDも持っているんですが、8.6のUpdate CDでもOKでした。

SheepLion02

その「Mac OS ROM」を「SheepShaver.app」と同じ階層のフォルダ(「SheepShaver_UB_20101106」フォルダ)に置きました。

SheepLion03

「SheepShaver.app」をダブルクリックして起動させました。
?マークのフロッピーのアイコンが点滅してます。

SheepLion04

メニュバーの「SheepShaver」から「Preferences...」を開きます。

SheepLion05

「virtual Machine Settings」のダイアログが開きます。


・「Setup...」タブの設定

SheepLion06

1.「ROM File:」

ここで「Mac OS ROM」を指定します。
「ROM File:」の所の「Browse…」のボタンをクリックしました。
そして「SheepShaver_UB_20101106」フォルダの中の「Mac OS ROM」を指定しました。

2.「Unix Root:」

「SheepShaver」の仕様として、OSXと「SheepShaver」(OS9)のFinderで画面から画面に直接ドラッグ&ドロップしてファイルをやり取り出来ません。
OSX側のディスクとやり取りをするために「SheepShaver」(OS9側)の中に「Unix」というディスクがマウントされます。
この「Unix」がMacOSX側のHDです。
ですから必ず「Unix」というディスクからやり取りします。

「Unix Root:」でOSX側のディスクをどこまで認識させるか設定します。
「/」だとOSX側全体がマウントされます。

SheepLion07

僕は「Unix Root:」の所の「Browse…」のボタンをクリックして、「/Users/name(ユーザ名)」と自分のユーザだけを指定しました。

3.「Boot From :」は「Any」のままで...。

4.「RAM Size (MB):」でOS9のメモリのサイズを指定します。
よくわかんないんで、とりあえず「256MB」にしてみました。

5.「Disable CD-ROM 」はチェックしません。

6.「Mac OS 9」をインストールするイメージファイルの作成

SheepLion08

「Create...」のボタンをクリックしてイメージファイルを作成します。
この中に「Mac OS 9」をインストールします。

SheepLion09

デフォルトだとイメージファイルの名前は「New.dsk」で、サイズは40MB、保存場所は「SheepShaver_UB_20101106」フォルダになっています。

名前も任意でサイズも任意でOKです。
名前はあくまで「イメージファイル」の名前です。
OS9をインストールするHDの名前は後からをつけます。

SheepLion10

僕は「MacOS9.dsk」っていう名前にして、サイズは1,024MBにしてみました。

SheepLion11

「Save」ボタンをクリックしました。

SheepLion12

「SheepShaver」フォルダの中の「MacOS9.dsk」が出来ます。

・「Audio / Video」タブの設定

SheepLion13

1.「Video Type:」はデフォルトの「Window」。
2.「Refresh Rate:」は、インテルマックなら「Dynamic」。
3.「Width:」 は「SheepShaver」のウインドの幅で、「 Height:」はウインドの高さです。
 僕は「1024×768」にしました。
4.「Enable QuickDraw Acceleration」のチェックはオンで...。
5.「 Audio Settings」はデフォルトでOK。
 わかんない場合はいじらないのが鉄則でしょ。(お~い)

・「Miscellaneous」タブの設定

SheepLion14

1.「CPU Options」はデフォルトの「Enable JIT Compiler」と「Allow Emulated CPU to Idle」はチェックはオンで...。
2.「Mouse/Keyboard」は「Use Raw Keycodes:」はチェックしません。
 チェックすると、僕の環境だとひらがなで「」と入力すると」¥になります。
 「Mouse Wheel Function:」と「Lines to Scroll:」はデフォルトで...。
3.「Serial/Network」はデフォルトで...。
 ってネットに繋ぐ気はないんで設定はいじらないっす。

右下の「Save」ボタンをクリックして、設定を保存します。
これで設定が終わりました。

通常のコマンド+Qでは終了出来ません。
ControlキーとEscape(esc)キーを同時に押して「SheepShaver」を終了させます。

・「Mac OS 9」のインストール

OS9をインストールします。
「Mac OS 9」インストールCDのディスクをドライブに入れてマウントさせます。
きっと「Mac OSX 10.0」に付属してたヤツかなっ。

「SheepShaver.app」をダブルクリックして起動します。

・・・しかし何回やっても「SheepShaver」が落ちます。
設定を変えても落ちまくるぅぅぅ。
何故だぁ~???

「SheepShaver_UB_20101106」 はMacOSX10.4、10.5、および10.6ためのものです。
Snow Leopardで64ビット対応のIntel Macなら64ビットモードで走ります。
...みたいなことが「E-Maculation」の「SheepShaver」の所に書いてありました。

ってことは64ビットモードで動いてるから落ちる???
32ビットモードなら落ちない???
試してみることにしました。

SheepLion15

アプリケーション/SheepShaver_UB_20101106/SheepShaver.app
...にある「SheepShaver.app」を「command+I」で「情報を見る」を実行します。

「情報を見る」のウインドウが開きます。
そこにある「32 ビットモードで開く」にチェックを入れます。
そしてウインドウを閉じます。

再チャレンジだぁ~。
「Mac OS 9」インストールCDのディスクをドライブに入れてマウントさせました。
祈るような気持ちで「SheepShaver.app」をダブルクリックして起動しました。
おおっ、「Mac OS 9」のディスクから立ち上がったぁ。

SheepLion16

ディスクを初期化するダイヤログが出ます。

SheepLion17

「名前:」を「MacOS9 HD」にしました。
この名前がデスクトップにマウントされるHDの名前になります。
「フォーマット:」は「Mac OS 標準 1 GB」になってますが、「Mac OS 拡張 1 GB」(HFS+)に変更しました。
「初期化」のボタンをクリックして初期化します。

SheepLion18

初期化されるとデスクトップに「Mac OS 9」「MacOS9 HD」「Unix」のアイコンがマウントされます。


「MacOS9 HD」にOS9をインストールします。
「Mac OS インストーラ」をダブルクリックします。
インストール完了。
再起動します。

SheepLion19

立ち上がると「Mac OS 設定アシスタント」が起動します。
細かい設定はする気はないんで、「キーボード入力をする必要のある質問を省略しますか?」の所で「はい」のほうにチェックを入れました。
インターネットの設定もしませんでした。
設定終了~。
再起動しました。

「SheepShaver」は、漢字Talk7.5.2(System 7.5.2)からMac OS 9.0.4までのエミュレートに対応しています。
「Mac OS 9」を使うなら「Mac OS 9.0.4」まで上げたほうがいいと思いました。
で「J-Mac OS 9.0.4 Update.smi」(http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/macos_9.0.4_update.html)を当てました。
そしてまた再起動しました。

SheepLion20

これで「Mac OS 9」のインストールは終了しました。
デフォルトの画面はこんなかんじです。

SheepLion21

アップルメニューから「このコンピュータについて」を開くと、こんな感じ。
バージョンも「Mac OS J1-9.0.4」になっています。


デフォルトだとつまらないので、ここから自分用にカスタマイズしていじっていきます。
まずはデスクトップのエイリアスをゴミ箱に捨てました。


SheepLion22

アップルメニューから「コントロールパネル」を開いて、「機能拡張マネージャ」の設定を変えていきます。

SheepLion23

必要にない「コントロールパネル」「機能拡張」のチェックを外して読みこまないようにします。
主に「機能拡張」のプリンタードライバーを外しました。
再起動しました。

システムフォルダの中の「機能拡張 (使用停止)」と「コントロールパネル (使用停止)」の中に、さっき外した機能拡張とコンパネがあるのでゴミ箱に捨てました。

そして以下のものをインストールしました。
(使いたければご自分で探してみてください。)

アプリケーション「QV Digital Mate 1.6.1」「GraphicConverter PPC 6.5J」「StuffIt STD 703J Classic」
コントロールパネルは「MenuBall 2.3.1-J2」「FinderPop」「Prestissimo 1.5」
コントロールバー「Launcher Strip 1.2.3」
フォント「Narita 2.8」
アピアランスのテーマ「Liquid」

・コントロールパネルの設定

SheepLion25

MacOS9 HD/システムフォルダ/コントロールパネルを開いて設定しました。

SheepLion26

「アピアランス」

SheepLion27

「アピアランス」は「プラチナ」から「Liquid」に、「強調表示色」も変更しました。

SheepLion28

変更後は「Aqua」っぽいウインドウになりました。

SheepLion29

「フォント」の「ラージ・システムフォント」を「Osaka」から「Osaka Bold」に変更しました。

SheepLion30

「デスクトップピクチャ」は「Mac OS Defurlt」から「Pistachio Light」に変更しました。

SheepLion31

「サウンド」

SheepLion32

音が出なかったんですが、「出力」で「内蔵」を選んだら警告音等が出るようになりました。

3.「Prestissimo 1.5」

SheepLion33

「Scrool Bars」の「Arrow Positsion」を「Both at both end」に、「Thumb Style」を「Proportional」に変更しました。
これでウインドウの矢印が上下左右がダブルになる「ダブルスクロールアロー」に、スクロールバーが大きさによって変化する「プロポーショナル」になりました。

「日付 & 時刻」

SheepLion34

右下の「クロックオプション...」をクリックします。
「フォント設定」の「フォント :」を「Narita」に変更しました。

SheepLion35

メニューバークロックのフォントはデフォルトでは「Osaka」です。

SheepLion36

これを「Narita」に変更すると、こんな感じです。

SheepLion37

「MenuBall 2.3.1-J2」はアップルメニューの横にボールを上下させるだけっていうコンパネなんですが、
フリーズするとボールが止まるんで、それでシステムが落ちてないか確認しています。

これでコンパネの設定がおわりました。
その他の設定もして行きました。

システムフォルダの中の「コントロールバー項目」の中のコントロールバーを捨てました。
「Launcher Strip 1.2.3」を「コントロールバー項目」の中に入れました。
再起動しました。

SheepLion38

「コントロールバー項目」の中に「Launcher Strip 1.2.3 Folder」というフォルダが出来ます。
この中に登録したいアプリケーションのエイリアスを入れます。

SheepLion39

登録したアプリのアイコンがコントロールバーに表示されます。
クリックすれば起動するし、書類をドラッグ&ドロップしても開けます。
まさに「Dock」的に使えます。


SheepLion40

HDのアイコンがさびしいので変更しました。

SheepLion41

HDのアイコンをクリックして、メニューバーの「ファイル」の「情報を見る」をクリックします。
すると情報ウインドウが開きます。

SheepLion42

変更するアイコンも同じように開きます。
僕は「LC575」のアイコンを使います。

情報ウインドウの「LC575」のアイコンをクリックすると、アイコンの周りに四角い線が出ます。
それをコピーします。

SheepLion43

HDのアイコンをクリックすると、やはりアイコンの周りに四角い線が出ます。
今度はペーストします。
「LC575」のアイコンに変わりました。

SheepLion44

デスクトップにあるHDのアイコンが変更されました。

その他「QuickTime」はOS9だと「QuickTime6.0.3」まで使えると思うんですが、「SheepShaver」側が対応していないようで、「QuickTime4.0.1」のまま使ったほうがよいみたいです。

これで「SheepShaver」および「Mac OS 9」の設定がおわりました。
フルスクリーンモードに対応していないだけで「OSX Lion」でも使えるみたいなんでよかったです。

「Shore Freak」http://www.zd.em-net.ne.jp/~shorefreak/
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